2023-12

歴史

現在も異彩を放つ日産シーマ 「ガトリング・ビーム」について

スタンレー電気が2001年に実用化した、7つのレンズを持つガトリング・ヘッドランプについて語ります。当時はレンズが1つあることが当たり前で、初めて日産シーマに搭載された時は、その見た目のインパクトが話題になりました。
法規

自動車検査官はライトの色を見た目で判断する

ライトの色は ”白色” と決められ、色度はJIS規格で定められています。車検では色度は計測せずに検査官が目視で判断しますが、NGと判断された場合、本来の色度範囲から相当に逸脱していると思われます。
ライト業界

グローバルな存在感、日本のライト御三家について

日本のライト製造の大手3社をライト御三家と呼び、グローバル市場の約1/4を3社で占めています。市光工業は日産と、小糸製作所はトヨタと、スタンレー電気はホンダと関係が深く、いわゆる系列企業になります。
シグナリング

本来の目的とは違う使われ方をしているライト類について

合流時に感謝を表す ”サンキュウ ハザード” や、ハイビームを点滅して意図を伝える ”パッシング” など、本来の目的とは異なる使われ方をしているライト類をまとめました。
法規

ロービームの正式名称は ”パッシング ビーム”

「ロービーム」の正式名称は「すれ違いビーム」です。英語では「Passing Beam」でパッシングビームと発音します
シグナリング

市光工業「路面描画プロジェクション」は安全への貢献が期待できる技術です

市光工業の「路面描画プロジェクション」を参考に、配光法規の話や、様々なタイプの路面描画プロジェクションについて語ります
ライティング

きらきら光る、スワロフスキー・ヘッドライト

ヨーロッパは高級車ブランドの激戦地ですが、差別化のためにヘッドライトに宝飾品?を組み込むことがあります。
ライト業界

技術開発競争の先陣争い

”世界初の新技術” はエンジニアの1つの夢ですが、近年はクルマがネット販売されるようになり、世界初のタイミングが何時なのか分かり難く、新技術の検証も難しくなりつつあります。
ライティング

世界一明るいロービーム 三菱自動車RVR

世界一明るいロービームは2010年発売の三菱自動車RVRです。明るさは従来HIDヘッドライト比1.4倍と公表されていることから、光束は1400ルーメン前後と推定されます。
LED

デイタイムランニングライトは意外に電力を喰う

デイタイムランニングライトは点灯時間が長いことから意外に消費電力量が大きくなります。最新のLEDヘッドライトでも、昔のハロゲンヘッドライトと比較すると、トータルの消費電力量はあまり変わらなかったりします。