デイタイムランニングライトは意外に電力を喰う

 最新のLEDヘッドライトは一昔前のハロゲンヘッドライトと比べると、ロービームやハイビームの消費電力が半分以下に減りました

 一方で、昼間に点灯するデイタイミングランニングライト(DRL)消費電力量(消費電力×時間)の増大に作用します

 その為、DRLを搭載した最新LEDヘッドライトは、DRL無しのハロゲンヘッドライトと比較すると、消費電力量が大きく減少しているとは言えず、場合によっては消費電力量が増えてしまいます 

 ここでは、ロービームとDRLの各機能ごとに消費電力量を試算してみます

 デイタイミングランニングライト(DRL)を詳しく知りたい方はここをクリック

 ハロゲンの消費電力はH4バルブの55Wを引用します

 LEDの消費電力は千差万別ですが20Wと仮定します

 1日の走行時間を1時間、走行時間帯は昼間3/4、夜間1/4として、夜間の消費電力量を以下の式で計算します

消費電力量(Wh)=消費電力(W)×時間(h)

消費電力の差が、そのまま消費電力量の差として現れました

DRLの消費電力を10Wと仮定し、昼間に3/4時間だけ使用するものとします。

ハロゲンヘッドライトにはDRLが無いので、LEDヘッドライトの消費電力量だけ7.5Wh増加します

ロービームとDRLの消費電力量を、昼と夜で合算して比較します。

DRL付きLEDヘッドライトは、DRL無しハロゲンヘッドライトに対して1W(7%)だけ省エネという結果になりました

 ハロゲンがLEDに置き換わったことで消費電力は大幅に減少しましたが、DRL機能の追加により、省エネ効果は相殺されています

 今回、DRLの消費電力を10Wで計算しましたが、DRLのデザインに拘る車種では20Wを超えることは珍しくなく、その場合は従来のハロゲンヘッドライトよりも消費電力量は増えてしまいます

 LEDヘッドライトの長所は ”省エネ” と思われている方には意外かも知れませんが、実際の消費電力量はハロゲン時代とそれほど変わっていないのが実態です

 代わりに最新LEDヘッドライトは、夜間に前方を明るく照らすことに加え、昼間はDRL点灯により交通事故を未然防止する役割を果たしています

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