市光工業「路面描画プロジェクション」は安全への貢献が期待できる技術です

シグナリング

 市光工業が2023年10月5日プレスリリースで、ジャパンモーターショーに「路面描画プロジェクション」を出展すると発表しています。ウィンカーに連動して、路面に矢印を投影する新機能のコンセプトですね。昼間は見えないので夜間や薄暗い時にしか使えませんが、周囲のクルマや歩行者に、いち早く気付いてもらえるので交通事故の低減に役立ちそうです。加えて、周囲に自車の先進性をアピールする効果もありそうです。

 2023年12月時点では認可されていない機能ですが、欧州委員会で、法規改定の協議が行われていますので、近い将来にこのような新しいライトが市場投入されることを期待しています。クルマよりも車体が小さいバイクに適している機能と思いますが、バイクの法規改定はクルマの数年後になることが多いので、まずはクルマ向けの法規改定を待ちたいと思います。

 実は、ウィンカー連動の「路面描画プロジェクション」以外にも、様々なタイプの路面描画プロジェクションがあります。例えばヘッドライトを用いて、路面に文字や記号をプロジェクションする機能は2025年9月1日から可能になります。バックライト連動で、車両の後方路面に注意喚起ラインをプロジェクションする機能は、現行法規でも実施可能であり、韓国では2017年から現代自動車の上位車種に搭載が始まっています。サイドミラーから路面にブランドロゴなどをプロジェクションする機能は、停車時に限定すれば配光法規の適用外なので多くのクルマに搭載されています。

ダイムラー マイバッハ 「デジタルライト・コンセプト」

現代自動車 G90 「Reverse Guide Lamp」

 他にもコンセプトだけであれば、様々な描画プロジェクションが提案されていますので、別の機会にご紹介したいと思います。

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